眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)とは、正面を向いたときに、まぶたが垂れ下がり、黒目の中心部分(瞳孔)に覆いかぶさった状態のことを言います。
多くの場合は、加齢によりまぶたを上げる筋肉が弱くなったり、まぶたの周りの組織が伸びたり、結合がゆるむことにより生じる後天性の眼瞼下垂症です。
一般的には、まぶたが下がってきた、目が小さくなった、重い感じがする、視界が狭い、二重の幅が広くなった、上まぶたがくぼんできたといった症状を自覚します。
まぶたが下がってきたせいで、視界が狭くなったり、見た目が眠そうに見えたり、肩こり、頭痛などを引き起こしていて生活に支障が出ている場合は、治療の対象となりますのでご相談ください。
眼瞼下垂症以外にも、逆睫毛や、眼瞼腫瘍などのまぶたの手術も日帰りにて行っています。
当院では眼瞼手術の専門医を招いて手術をしています。
検査 医師の診察 |
視力検査や、眼瞼下垂症以外の目の病気がないか検査をして、手術適応があるか、手術の方法などを検討します。 |
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手術日の予約 |
当院では月に一度、金曜日に眼瞼専門の先生に来ていただいて手術をしています。 |
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手術当日 |
お化粧や油分を含む乳液などは塗らずにお越しください。 |
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手術翌日 |
診察で傷口の状態を確認します。その後、抜糸まではご自身で傷口に軟膏を塗布してください。 |
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手術1週間 から 10日後 |
診察後、抜糸します。抜糸の時期は、手術の方法や傷口の状態によって変わります。抜糸後は、お化粧やスポーツをするなど通常の生活に戻っていただけます。 |
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健康保険の適応となります。
1割負担 | 片眼8,000円/両眼16,000円 程度 |
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3割負担 | 片眼25,000円/両眼50,000円 程度 |